関西エリアで遊園地を探しているなら、大阪府枚方市にある「ひらかたパーク」(通称:ひらパー)がおすすめです。
ひらかたパークは100年以上の歴史を持つ老舗の遊園地で、園内には約40種類以上のアトラクションが揃い、年間を通じて様々なイベントが開催されています。
春には桜やバラが咲き誇り、夏には大型プール「ザ・ブーン」、冬には屋外スケートリンクや雪遊びが楽しめる「ウインターカーニバル」、さらに夜にはイルミネーションイベント「光の遊園地」と、四季折々で趣向の異なる楽しみが満載です。
小さなお子様から大人まで幅広い年齢層が楽しめることから、ファミリーはもちろんカップルのデートスポットとしても人気があります。
ひらかたパークは関西の遊園地の中でも独特の存在感があります。その理由の一つがユニークな広告展開です。
園のイメージキャラクターを務める「ひらパー兄さん」と呼ばれる存在がおり、実は有名俳優の岡田准一さん(V6)がその「超ひらパー兄さん」(園長)に就任していることでも話題となりました。園内には彼にちなんだ展示施設もあり(詳細は後述の「リアル園長資料室」を参照)、ユーモアあふれるポスターやCM小道具などを見ることができます。
こうした話題づくりもあって、地元の方には昔から愛され、最近では観光客にも注目されるスポットとなっています。 初めて訪れる方にもわかりやすいように、本記事ではひらかたパークの魅力を各テーマごとに丁寧にご紹介します。
基本情報や主なアトラクションから、季節限定のプールやイルミネーション、冬イベント、花の見どころ、さらにはバーベキュー施設やゲームセンターといった設備まで網羅しています。
混雑状況の傾向や口コミでの評価、アクセス方法やチケット料金情報も具体的にまとめていますので、訪問計画の参考にしてください。それでは、ひらかたパークの世界を詳しく見ていきましょう!
ひらかたパークとは?
ひらかたパーク基本情報
所在地・歴史:
ひらかたパークは大阪府枚方市枚方公園町1-1に位置し、京阪電車の「枚方公園駅」から徒歩数分というアクセスの良さが魅力です。
開業は1912年(明治45年/大正元年)で、前身は菊人形の展覧会として始まりました。以後100年以上にわたり営業を続けており、日本でも指折りの歴史ある遊園地です。
その長い歴史から「大阪最古の遊園地」と紹介されることもあり、2012年には開園100周年を迎えています。古き良きレトロな雰囲気と、時代に合わせてリニューアルを重ねた新しい魅力が同居しているのも特徴です。
営業時間・休園日:
営業時間は10:00~17:00が基本ですが、季節や曜日により延長・短縮される場合があります。
例えば夏休みやイベント開催日は夜まで(20:00前後まで)営業することもあり、冬のイルミネーション期間中の土日祝も夜間営業を行います。
逆にメンテナンス期間や季節の変わり目に不定期で休園日が設けられるので、訪問前に公式サイトの営業カレンダーを確認するのがおすすめです。
直近では木曜日が定休日になる傾向があります(シーズンによって変更あり)。年末年始や天候不良時も臨時休園の可能性があるため注意しましょう。
基本料金:
ひらかたパークの入園料は大人(中学生以上)で1,800円、子ども(2歳~小学生)で1,000円となっています(2024年現在)。2025年4月からは料金改定が予定されており、大人2,000円・子ども1,200円に変更となります。
入園料のみではアトラクション利用は別料金ですが、後述するフリーパスとのセット券を購入すればほとんどの乗り物が乗り放題になります。
また0~1歳児は入園無料です。チケットは当日窓口のほか、オンライン(アソビューやコンビニ端末)で事前購入も可能で、前売りなら100円程度割引になる場合があります。詳細は「料金・チケット&年間パスポート」の章で解説します。
園内マップ・設備:
園内は適度な広さで、徒歩で無理なく回れる規模です。入口ゲート付近には総合案内所やベビーカー・車椅子のレンタル、コインロッカーなどがあり、ファミリー向けサービスも充実しています。
園内は丘陵地を活かしたレイアウトで、一部坂道もありますが、その分観覧車からの展望が良かったり、花壇が段丘状に配置されていたりと景観も楽しめます。
公式マップによればエリアは大きく分けてアトラクションゾーン、イベント・プールゾーン、ガーデンエリアなどに分かれています。各所にトイレや休憩所が整備され、小さなお子様連れでも安心です。
また飲食店も園内に多数あり(ファストフードやレストラン、カフェなど)、飲食物の持ち込みも可能なので、お弁当を広げている家族連れの姿も見られます。
それでは、ひらかたパークの具体的な楽しみどころを順番に見ていきましょう。まずは定番のアトラクションからご紹介します。
アトラクション
ひらかたパークには子ども向けから大人向けまで40種類以上の多彩なアトラクションがあります。
絶叫系のスリル満点な乗り物から、小さな子供でも乗れるほのぼの系、屋内で楽しめるアトラクションまで幅広く揃っており、1日中遊んでも飽きないと評判です。
ここでは主なアトラクションをいくつかカテゴリー別にご紹介します。
絶叫系コースター・スリルライド:
ひらかたパークで人気の絶叫マシンがジェットコースター「レッドファルコン」と木製コースター「エルフ」です。レッドファルコンは全長約1,300m・最高速度時速70kmを誇る園内最大のコースターで、爽快なスピードと眼下に広がる景色が魅力。
一方のエルフは1980年代に開業した木製コースターで、ウッドならではの激しい横揺れときしむ音がスリル満点。どちらも絶叫好きにおすすめですが、「どちらが怖いか?」という話題になるほど両者とも迫力があります。
このほか、落下型アトラクションのジャイアントドロップ「メテオ」(塔頂から急降下するフリーフォール)や、360度回転ブランコのウェーブスインガー、水上をボートが滑走する急流すべり「絶叫の滝 バッシュ」など、思わず悲鳴が出るスリリングな乗り物が揃っています。
絶叫系は人気ゆえに週末は行列もできますが、ひらパーでは優先乗車券(有料のファストパス)も導入されており、レッドファルコンやエルフでは1回500円で優先的に乗車可能です。待ち時間を短縮したい方は活用してみましょう。
ファミリー向けほのぼの系:
小さなお子さんや家族で楽しめるアトラクションも豊富です。園内を一望できる高さ80mの大観覧車「スカイウォーカー」は外せません。
約10分の空中散歩では、大阪や京都の街並みまで見渡せ、天気が良ければ日本一高いビル「あべのハルカス」まで望める絶景スポットです。夜景やイルミネーションの時期には観覧車からの眺めが一段とロマンチックになるのでデートにも人気です。
そのほか、園内を自転車型ライドで巡るサイクルモノレール、メルヘンチックなメリーゴーラウンドや、小さな汽車に乗って回るノームトレイン(※ノーム=園内キャラクターの小人)があり、小さな子供でも笑顔で楽しめます。
夏場には水に浮かぶチップ製ボートに乗るドルフィンパラダイス(小型急流すべり)でひと涼み、動物のいるサファリ風景をライドで巡りながら光線銃で的当てするアドベンチャーサファリなど、家族みんなでほのぼの遊べる工夫が凝らされています
。
屋内型・雨天OKのアトラクション:
天候を気にせず遊べる施設もあります。その代表がお化け屋敷系アトラクションやゲーム型アトラクションです。
期間限定で開催されるお化け屋敷イベント(過去には「妖怪100物語展」など)や謎解き迷路などが催されることもあり、雨の日でも楽しめるよう工夫されています。
また、大型室内アスレチックやボールプール的な子供向け屋内遊具(イベントによって設置)もあります。さらにゲームセンター(後述)内にはクレーンゲームやメダルゲームが揃っており、一休みがてら遊ぶのにピッタリです。突然の雨でも慌てず、こうした屋内施設を活用すれば1日快適に過ごせるでしょう。
ひらかたパークのアトラクションは、このようにバラエティ豊かです。小さな子供連れの場合は身長制限に注意が必要ですが、2歳から乗れる乗り物も多数あります。
逆に大人同士で行く場合でも絶叫系でしっかりスリルを味わえますので、「子供向けだけでは?」という心配はいりません。全体的にこぢんまりとした温かみのある雰囲気も相まって、「子供の頃に戻ったように楽しめた」「昔ながらの遊園地の良さがある」といった声も多いです。是非、ひらパーならではの多彩な乗り物を満喫してください。
プール「ザ・ブーン」
夏のひらかたパークの目玉といえば、屋外プール「ザ・ブーン」です。猛暑の関西で思い切り水遊びができるとあって、7月中旬~9月初旬の夏休みシーズンにオープンし、多くの家族連れや若者で賑わいます。
プールエリアは非常に充実しており、全長約210mの巨大流水プール「ドンブラー」や、スリル満点のウォータースライダー「キャニオンライド」など、大小合わせて4つのプールと3種類のスライダーが設置されています。
中でも「ドンブラー」はゆったり浮き輪に乗って流れるも良し、泳いで周回するも良しの人気エリアです。一方「キャニオンライド」は急斜面を高速で滑り降りる絶叫スライダーで、スリル好きにおすすめ。
その他、小さな子供でも安心して遊べる「わんぱくプール」やビーチのように浅瀬から徐々に深くなる「なぎさプール」もあり、水深が浅めなのでプールデビューにも最適です。
滑り台や巨大バケツ(一定時間ごとに水がザバーっと降ってくる遊具)など、子供が喜ぶ仕掛けも満載で、小さなお子様連れでも楽しめます。
利用情報:
プール「ザ・ブーン」の開催期間は夏季限定で、例年7月中旬から9月上旬まで(2024年は7月15日~9月1日など)となっています。
営業時間は10:00~16:00と日中のみの営業です。
利用料金は遊園地入園料とは別で、大人1,000円、子ども(2歳~小学生)600円となっています。
一部のスライダー(例えば浮き輪を使う大型スライダー)は別途利用料が必要なものもあります。
チケットは当日現地でも購入できますが、混雑緩和のためオンライン(アソビュー等)での前売り販売が行われる年もあります。
また、人気の日には入場制限がかかる場合もあるので、特にお盆期間など混雑が予想される日は早めの来園・入場がおすすめです。
設備・過ごし方:
プールエリア内には更衣室、シャワー、ロッカーはもちろん、休憩用の日陰スペースや有料の席予約サービスも用意されています。
例えば「プレミアムグランシート」「スイートテラス」などの有料席を予約すれば、パラソル付きの専用席や専用ロッカーが確保でき、ドリンクチケット特典まで付いてくるプランもあります。
一般の無料休憩エリアも広いですが、テントやパラソルの持ち込みも可能なので、日差し対策をしっかりしておきましょう。さらに「ザ・ブーン」利用者は水着のまま一時退場して遊園地エリアに再入場することも許可されています。
プールで遊んだ後に着替えず、そのまま隣接のアトラクション(ウォーター系や涼める乗り物)に行って、またプールに戻る…といった過ごし方もできます。
特に子供達はプールと遊園地を行き来できるとあって大喜びでしょう。 夏のプールは非常に人気で、ピーク時には1日数千人規模の利用があります。更衣室やシャワーは午前中の早い時間帯か閉園間際が比較的空いています。
お昼前後はランチ休憩を兼ねてプールから上がる人が増えるため、更衣室が混雑しがちです。また、強い日差しの日はウォータースライダーの待ち列が直射日光にさらされることもあるので、ウォータープルーフの日焼け止めやラッシュガードを着用するなど日焼け対策もお忘れなく。
ひらかたパークのプール「ザ・ブーン」は関西でも屈指の規模と評判で、「大阪でここまで充実したプールは貴重」「子連れで1日中楽しめた」といった口コミも多いです。夏に訪れる際はぜひ水着を持って参戦しましょう!
イルミネーション「光の遊園地」
秋から冬にかけてのひらかたパークの風物詩が、夜間イルミネーションイベントの「光の遊園地」です。毎年ハロウィン後の11月上旬から翌年の4月初旬にかけて開催されており、園内がきらびやかな光の装飾で彩られます。
2013年にスタートしたこのイルミネーションも、今や10年以上続く恒例イベントとなり、年々スケールアップしています。2023~2024年シーズンには過去最大規模となる7つのイルミネーションエリアが登場し、園内全体が幻想的な光の花やオブジェで満たされました。
テーマも毎年工夫されており、近年は「花」をモチーフにして蝶や花をイメージした装飾が園内各所に施されています。
例えば高さ約13mの巨大な光のツリーや、色とりどりのランタンが浮かぶランタン広場**、七色の扉が並ぶフォトスポットなど、それぞれ趣向を凝らしたエリアが人気です。
見どころと雰囲気:
光の遊園地では、約百万球単位のLED電球が使われており、その輝きはまさに圧巻です(2017年時点で約180万球との記録もあります)。
園内にはイルミネーションエリアごとに異なる音楽と光の演出があり、毎時決まった時間になるとライトと音がシンクロするショーも開催されます。
観覧車「スカイウォーカー」もライトアップされ、ゆっくりと色が移り変わる姿は遠くからでも目を引きます。ジェットコースターやメリーゴーラウンドなど夜間限定で運行するナイトアトラクションは20種類以上あり、昼間とはひと味違うスリルやロマンチックさを味わえると好評です。
特に光に包まれたメリーゴーラウンドや、暗闇を疾走するコースターは「夜ならではの体験」とカップルにもファミリーにも評判です。
「家族向けの遊園地かと思っていたが、イルミはデートにもぴったりだった」といった口コミも見られるほどで、昼とは異なるロマンチックな雰囲気に驚く方も多いようです。
開催時期・料金:
光の遊園地は11月上旬から翌4月上旬までの特定日に開催されます。基本的に土日祝や冬休み期間などを中心に点灯し、平日は休園もしくはイルミネーション非開催の日もあります。
点灯時間は季節によりますが、だいたい日没後~閉園時間までで、17:00頃から20:00頃まで点灯している日が多いです。
イルミネーションを見るための追加料金は不要で、通常の入園券またはフリーパスでそのまま鑑賞できます。むしろ17時以降に入園する場合は割安な「ナイト入園券」を販売する年もあり、大人1,000円程度で入れることもあります(年によって異なるので公式情報をご確認ください)。
年間パスポートを持っている方には開始前夜の内覧会に招待されたりといった特典も用意される年があります。
注意点や楽しみ方:
冬の夜間は非常に冷え込みますので、防寒対策は万全にしましょう。特に観覧車は頂上付近で風を受けるため一層寒く感じます。ホッカイロや手袋・帽子などもあると安心です。
園内では温かい飲み物や軽食を売る屋台も出ていますので、ホットココアを片手にイルミ鑑賞なんていう楽しみ方もいいですね。写真を撮るなら、ぜひ三脚や手ブレ補正機能を活用して、美しい光の世界を収めてください。
期間中はインスタグラムキャンペーンなども開催されることがあり、撮った写真に指定ハッシュタグを付けて投稿すると賞品が当たる企画もあります。
光の遊園地は、ひらかたパークの冬の名物イベントとしてすっかり定着しました。関西では他にも有名なイルミネーションがありますが、遊園地と一体になって楽しめる点でユニークです。「アトラクションに乗りながら鑑賞できるイルミネーションは貴重」といった声もあり、ファンタジックな夜の遊園地は訪れる人々に特別な思い出を与えてくれるでしょう。
スケート&雪遊び「ウインターカーニバル」
寒い季節のひらかたパークでは、屋外スケートリンクと雪遊びエリアで冬ならではの体験ができる「ウインターカーニバル」が開催されます。
毎年12月下旬から翌年3月上旬にかけて行われるこのイベントでは、南国の大阪にいながら本格的なアイススケートや雪遊びが楽しめるとあって、ファミリーを中心に人気を博しています。
スケートエリア:
園内に特設されるスケートリンクは屋外型で、開放感たっぷりです。リンクは大小2面あり、一般向けの広々としたメインリンクと、小さなお子様連れに嬉しいベビーリンクに分かれています。
ベビーリンクは手すりが低く設計されていて、大人が手を繋いで幼児をサポートしやすいよう配慮されています。
スケート靴は会場でレンタル可能(料金は数百円程度)で、リンク横には手荷物置き場や休憩用のベンチも用意。初めてスケートに挑戦する子供には、可愛い動物形の補助具(氷上で押して滑るペンギンなど)も貸し出しがあり、親子で安全に楽しめます。
夜間はライトアップされ、イルミネーション開催日には周囲の光の演出も相まって幻想的な雰囲気の中で滑ることができます。
雪遊びエリア:
スケートリンクに隣接して、雪だるま作りやそり滑りができるスノーエリアが設置されます。普段なかなか雪に触れる機会の少ない大阪の子供たちにとって、ここは大興奮のゾーンです。
人工雪ですが質感は本物さながらで、ふわふわの新雪に飛び込んだり、小さなかまくらを作ったりと思い思いに遊べます。昨シーズンからエリア面積が約1.8倍に拡大され、雪の量も増強されたため、よりのびのびと遊べるようになりました。
無料で使えるプラスチック製のミニそりも用意されていますが、数に限りがあるため順番待ちになることもあります。もし小さいお子さんが本格的にそり遊びをしたい場合は、簡易そりを持参しても良いでしょう(市販の折りたたみそりなどが便利です)。
また、有料の休憩スペース(あったかドーム)も設けられており、冷えた体を温めながら一息つけます。ホットドリンクの自販機や簡単なスナック販売もありますので、休み休み遊ぶと良いでしょう。
開催期間・料金:
ウインターカーニバルの開催期間は12月下旬(例年クリスマス前後開始)から翌年3月上旬までです。
例えば2024~2025年シーズンは2024年12月21日~2025年3月3日まで開催されました(期間中に定休日あり)。
営業時間は平日12:00~17:00、土日祝10:00~17:00となっており、土日祝や冬休み期間は午前中からオープンします。
料金はお一人700円(大人・子ども同一料金)で、スケートと雪遊び両エリア共通のパスポートになっています。
入園料は別途必要です。
滑走用のスケート靴レンタル代が別途500円程度かかります(サイズは子供用から大人用まで対応)。
手袋は安全のため必ず着用が求められますので持参しましょう(現地でも販売あり)。事前予約は不要で、当日会場入口でチケットを購入して参加できます。また、アソビュー等で入園券+ウインターカーニバル券のセットを販売する場合もあるので、スムーズに入りたい方はチェックしてみてください。
楽しむコツ:
午前中早めの時間帯や閉園間際は比較的すいていて滑りやすいです。逆に午後2~4時あたりは一番混雑し、リンク上に人が多くなります。
初心者や小さなお子さん連れは、比較的人が少ない午前中に滑っておくと安心でしょう。雪遊びエリアは時間帯によっては雪だるまが沢山出来上がっていたり、雪玉が踏み固められて氷状になっている部分も出てきます。
スタッフが随時フレッシュな雪を補充してくれていますが、オープン直後の方が綺麗な状態で遊べることが多いです。服装は、防水性のあるスキーウェアまでは不要ですが、濡れても良い暖かい服装がおすすめです。
特に子供は夢中で雪に触れて服や靴下まで濡らしてしまうこともあるので、着替えや靴下の替えを用意しておくと安心です。
ウインターカーニバルは「大阪で雪遊びができる貴重な機会」とあって毎年人気です。「子供が大喜びした」「初めてスケートを体験できた」といった口コミが多く、家族の冬の思い出づくりにぴったりでしょう。冬でもアクティブに遊べるひらかたパークならではのイベント、ぜひ体験してみてください。
ローズガーデン、お花見遊園地
ひらかたパークは遊園地でありながら、花の名所としての一面も持っています。園内には四季折々の花が咲き誇り、中でも有名なのがバラ園「ローズガーデン」と、春の桜並木です。
「フラワーパークひらパー」などと呼ばれることもあり、美しい花々がジェットコースターや観覧車と共に楽しめる光景は、この遊園地ならではの魅力となっています。
ローズガーデン(バラ園):
園内中央付近に位置するローズガーデンは、ひらかたパーク自慢の本格的なバラ園です。その規模は関西有数で、約600品種・4,000株ものバラが植えられています。
モダンローズからオールドローズまで、多彩な品種が揃い、色とりどりの花が甘い香りを漂わせます。園内のバラは春と秋に見頃を迎え、5月上旬~下旬と10月中旬~11月下旬には圧巻の咲きぶりを楽しめます。
さらに一部の四季咲き品種は夏や初秋にも花を付けるため、ほぼ一年中どこかしらでバラを見ることができます。
ローズガーデン内はテーマ別に区画が分かれており、たとえば英国王室ゆかりの品種を集めた「ロイヤルローズガーデン」や、京都にちなんだ名前のオリジナル品種を集めた「オリジナルローズコーナー」など見応え充分です。
有名な「プリンセスミチコ」や「クイーンエリザベス」といった名前のバラにも出会えますし、毎回1~2品種しか選ばれない「世界バラ会議受賞種」のコーナーなど、バラ愛好家にはたまらない展示もあります。
バラの最盛期である5月には「ローズフェスティバル」が開催され、園開園前の早朝7時台にバラ園を特別開放するイベントが行われることもあります。
朝露に濡れたバラは格別に美しく、静かな時間に香りを楽しめるとあって大人気です(事前申込制・有料の場合あり)。また園内スタッフのガーデナーによるミニガイドツアーや、写真撮影スポットの設置、限定グッズの販売なども行われ、単なる遊園地の枠を超えたフラワーパークとしての魅力が発揮されます。
夜のイルミネーション期間中はバラ園エリアもライトアップされ、冬でも咲いている品種と光のコラボレーションが楽しめます。さらに春のイルミ期間には、バラ園が桜色のライティングに染まる演出も登場し、昼とは違った雰囲気に。
ローズガーデン入口に立つ「ローズカップ」や園内の「乙女像」など、昔からのバラ園モニュメントもフォトスポットとして人気です。
桜(お花見遊園地):
ひらかたパークには約300本もの桜の木が植えられており、春になると園内は一面の桜色に包まれます。ソメイヨシノを中心に、3月下旬から4月上旬にかけて見頃を迎え、園内各所が花びらで彩られる様子は圧巻です。
特に観覧車「スカイウォーカー」へと続く坂道沿いには桜のトンネルができ、歩くだけでもお花見気分を味わえます。
ジェットコースター「レッドファルコン」が桜並木を疾走する様子も迫力満点で、まさに**「お花見遊園地」**の名にふさわしい光景です。
桜の見頃時期には夜間ライトアップ(夜桜ライトアップ)も実施され、イルミネーションイベントと相まって夜桜見物も可能になります。
日中とは違った幽玄な雰囲気の中、観覧車から見下ろす夜桜や、イルミネーションに照らされた桜吹雪はとてもロマンチックです。
桜のシーズン中、園内には花見用のベンチが増設されたり、桜を眺めながら飲食できるエリアが用意されたりします。飲み物や軽食を販売する屋台も出て、お祭りムードが高まります。
遊園地でありながら本格的な花見スポットでもあるため、「アトラクションと一緒にお花見が楽しめて一石二鳥!」と来園者からも好評です。
近隣には淀川河川敷の桜並木などもありますが、ジェットコースター越しに見る桜という非日常体験はひらパーならではでしょう。
このように、ひらかたパークは季節の花が楽しめる遊園地でもあります。バラの香りに包まれた初夏、桜吹雪が舞う春、色とりどりの花壇が彩るガーデン…花好きな方にもぜひ訪れていただきたいスポットです。遊園地と花のコラボレーションは写真映えも抜群ですので、カメラを片手に散策してみてはいかがでしょうか。
バーベキューテラス
遊園地で思いっきり遊んだら、美味しいものを食べてひと休み…そんな時にぴったりなのが、ひらかたパークの「Outdoor BBQ Terrace」(アウトドア・バーベキューテラス)です。園内で本格的な手ぶらバーベキューが楽しめるエリアとして、2021年にオープンして以来人気を集めています。
グランピング気分を味わえるおしゃれなテントやタープの下で、美味しいお肉や野菜を自分たちで焼いて食べられるとあって、ファミリーはもちろん友人グループやカップルにも好評です。
利用システム:
BBQテラスは事前予約制(利用2日前までに要予約)で、ウェブまたは電話で申し込みが可能です。
利用可能時間は10:00~16:00で、この時間内であれば出入り自由に何度でも利用できます。
プラン料金にはひらかたパークの入園料が含まれているのが大きな特徴で、例えば大人2名・子供2名の家族でBBQプランを予約すれば、そのまま遊園地入園+バーベキュー利用がセットになっています。
つまり、「遊園地で遊ぶついでにBBQ」ではなく「BBQをしに遊園地に行く」というプランでもOKなのです。利用人数は2名から受付で、最大は1区画あたり8名程度まで利用できます(大人数の場合は区画を分けて予約可能)。
食材メニューはいくつかコースが用意されており、たとえば「厳選肉!PARK BBQセット」1人前5,980円などがあります。
内容は牛・豚・鶏などのお肉盛り合わせに季節の野菜、焼きそばや焼きおにぎりなどボリュームたっぷり。器材(グリルや炭、トングなど)や取り皿、調味料もすべて用意されている手ぶらBBQなので、文字通り何も持参せずに気軽に楽しめます。
雰囲気・設備:
BBQテラスのエリア内はウッドデッキ調の床にテントやパラソルが配置され、リゾート風の開放的な雰囲気です。各テーブルにはガス式または炭式のグリルが設置され、火起こしの必要もありません。
周囲には緑が配され、遊園地の喧騒を少し離れて落ち着ける空間になっています。小さな子供連れでも安心してBBQができるよう、テントの日よけや簡易ベビーチェアの貸出しもあり、スタッフもこまめに炭の交換や火加減のサポートをしてくれます。
飲み物は持ち込みも可能ですが、会場内でソフトドリンクやアルコールの販売もあります。
利用時間中は何度でも遊園地エリアへの再入場が可能なので、例えばお昼前に一旦BBQで食事をし、またアトラクションで遊び、午後のおやつにもう一度BBQエリアに戻ってきてデザート(マシュマロ焼きなど)を楽しむ、という贅沢な使い方もできます。
16時の利用終了後はそのまま遊園地内で引き続き遊ぶこともでき、一日がかりで満喫できます。
予約のポイント:
土日祝日は特にBBQテラスが混み合うため、予定が決まったら早めの予約がおすすめです。
屋根付きエリアとはいえ屋外のため、荒天時(大雨や強風)は中止となる場合があります。その際は払い戻し等の対応が行われます。
夏場は日差しを遮るタープがありますが、熱中症対策として帽子や扇子、水分補給をお忘れなく。逆に春や秋の涼しい時期は非常に快適で、青空の下、みんなでワイワイ焼いて食べるBBQは格別です。
「遊園地の中でBBQなんて非日常!」と驚く声も多く、普段とは一味違うランチタイムになるでしょう。利用者にはアトラクションのフリーパス割引券がプレゼントされるキャンペーンが実施されたこともあり、食事と遊びの両方をお得に楽しめる工夫もされています。
遊園地×BBQというユニークな組み合わせは、ひらかたパークだからこそ実現できたサービスです。お腹も満たしてエネルギーチャージしつつ、みんなで料理する楽しさも共有できるので、グループでの来園にはぜひ検討してみてください。
ゲームセンター
ひらかたパークにはアトラクション以外にも遊べるスポットがあり、その一つが園内のゲームセンターです。正式名称を「アーケードゲームフェスタ」といい、昔ながらのゲームコーナーから最新のゲーム機まで揃っています。
場所は園内中央付近(メリーゴーラウンド近く)にあり、カラフルなゲーム筐体が並ぶ様子は子どもたちの目を輝かせます。
主なゲーム:
クレーンゲーム(UFOキャッチャー)ではアニメキャラクターのぬいぐるみやお菓子など様々な景品が用意されており、家族やカップルで挑戦する姿が見られます。
メダルゲームコーナーではコインを落として遊ぶ大型の遊技機があり、小さな子供でも保護者と一緒に楽しめます。レースゲームやシューティングゲームのような体感型マシンも人気で、兄弟で競争したりお父さんが本気になったりと微笑ましい光景が広がります。
また、レトロなパックマンやインベーダーゲームの筐体が設置されているコーナーもあり、親世代には懐かしく子供には新鮮な体験となっています。
季節限定で、縁日風の射的ゲームやスマートボールなどを楽しめるコーナーが登場することもあり、まさにお祭り気分です。
利用案内:
ゲームセンター内の機器は100円硬貨や専用メダルで遊ぶものが中心です。両替機も設置されていますので小銭がなくても安心。
クレーンゲームは1プレイ100円~200円程度、メダルゲームは100円でメダル数枚と交換する方式です。フリーパス(乗り物乗り放題券)にはゲームコーナーの利用は含まれないため、別途現金が必要です。
ただし、一部イベント連動でゲーム無料開放などが行われることもあり、例えばキャラクターコラボ開催時に対象ゲーム機が無料で遊べる券が配布されたこともあります。
館内は空調が効いており夏は涼しく冬は暖かいので、天候調整や休憩がてら立ち寄るのにも適しています。
景品と戦利品:
クレーンゲームの景品には、ひらかたパークオリジナルグッズが用意されることもあります。
園のマスコットであるノーム(小人)の人形や、「ひらパー兄さん」関連グッズの限定キーホルダーなど、ここでしか手に入らないレアな賞品を狙うゲストもいるようです。
ゲームで遊んだ記念にちょっとした景品をゲットできれば、思い出が形に残りますね。取れなくてもつい熱中してしまうのがUFOキャッチャーの魔力ですが、やりすぎには注意しつつ適度に楽しみましょう。
このゲームセンターは、雨の日やアトラクションの待ち時間調整にもぴったりのスポットです。小さなお子さん連れの場合、絶叫マシンに乗れない間兄弟の時間つぶしに使ったり、大人同士でも童心に返って遊んだりと活用されています。
「懐かしいゲームがあって盛り上がった」「子供と一緒に景品を取って達成感があった」といった声もあり、遊園地内の名脇役的な存在と言えるでしょう。アトラクションとはまた違った楽しさを提供してくれるゲームセンターにもぜひ足を運んでみてください。
リアル園長資料室
ひらかたパークならではのユニークな展示スポットが**「リアル園長資料室」です。一見「?」となる名前ですが、ここはひらかたパークの広告塔である「超ひらパー兄さん」こと岡田准一さん(園長)に関する資料を集めたミニ博物館のような空間です。
岡田准一さんは地元大阪出身の国民的アイドルグループV6のメンバーで、2013年よりひらかたパークのイメージキャラクター「ひらパー兄さん」を務めています。
さらに2015年には「超ひらパー兄さん」に昇格し、事実上のひらかたパーク園長として数々のユーモアあふれる広告キャンペーンに登場してきました。 リアル園長資料室では、そんな岡田園長にまつわる貴重な資料の数々を展示しています。
歴代のポスター、CM撮影で実際に使用した小道具や衣装、岡田さん扮するキャラクターの等身大パネルなど、ファンにはたまらないアイテムが所狭しと並びます。
たとえば、園長就任時に話題となった「特急電車を止める男(岡田准一)」のポスターや、映画出演にちなんだコスプレ姿でのコラボポスターなど、ひらパーの斬新な広告の歴史を振り返ることができます。
他にも園長が考案(という設定)のユニーク企画グッズや、CMで着ていた衣装(ヒーロー風スーツや学ラン姿など)も展示されており、「こんな企画あったな!」と思わず笑ってしまうことでしょう。
資料室はそれほど広くありませんが、ここでしか見られない映像や音声も用意されています。岡田園長からのスペシャルコメントが聞ける音声ガイドや、過去のCMをまとめて上映するモニターもあり、ファンのみならず「ひらパーの宣伝って面白いよね」と思っていた方には是非立ち寄ってほしいスポットです。
展示内容は時折更新され、新作映画公開に合わせた新ポスター追加などもあるため、リピーターでも新しい発見があります。 場所は園内の一角、少し目立ちにくい位置にありますが、園内マップで「園長資料室」を探すかスタッフに聞けば教えてもらえます。
入場は無料(入園料のみでOK)で、営業時間中は自由に出入り可能です。同伴者(友人や家族)と一緒に見学しても楽しめますし、岡田准一さんファンならかなりテンションが上がること間違いなしです。
「超ひらパー兄さん」の生み出した独特な世界観を垣間見られるリアル園長資料室は、ひらかたパークが単なる遊園地以上のエンターテインメント性を持っていることを象徴するスポットと言えるでしょう。
混雑状況
遊園地を訪れる際に気になるのが混雑状況ですが、ひらかたパークは比較的空いている日が多いとの声もあります。他の関西の大型テーマパーク(例:USJなど)に比べると、全体的に待ち時間は短めで、「のんびり自分たちのペースで遊べる遊園地」として地元では知られています。
とはいえ、時期や曜日によっては混雑しますので、ここでは傾向と対策をご紹介します。 平日と通常週末: 一般的に平日は空いており快適に過ごせます。
人気アトラクションでも待ち時間は10~15分程度、場合によっては待ちゼロで乗れることもあります。
特に学校が平日で休み期間でない時期は、お子さん連れも少なめなので園内をスイスイ移動できます。土日祝になるとさすがに人出は平日より増えますが、それでも「特別ものすごく混雑するわけではない」ことが多いです。
例えば土曜の午後でもジェットコースターの待ち時間が30分程度だったり、家族向けライドなら15分以内だったりと、1時間以上の長蛇の列は稀です。
USJのように開園前から行列でダッシュ…なんて光景もなく、開園時間に行ってものんびり入場できます。ただ、良く晴れた日曜や、他に大きなイベントのない祝日は家族連れで賑わうため、昼頃にはそこそこの混雑感は出てきます。それでも整理券やタイムパスが必要になるほどではなく、自分たちのペースで遊べる範囲です。
繁忙期(長期休暇・連休): 春休み・ゴールデンウィーク・夏休み・お盆・年末年始といった長期休暇時期は、平日であっても人出が増えます。
特に子供の夏休み期間やGW後半は近隣から多くのファミリーが訪れ、プールや人気乗り物で待ち時間が伸びがちです。お盆や年末年始は帰省客や旅行客も加わり、園内がかなり賑わいます。
例えばお盆期間中の昼間なら、主要コースターで1時間待ち前後になるケースもあります。こうした繁忙期に訪れる場合は、朝早めに入園するのが混雑回避のコツです。
開園30分前くらいに到着すれば駐車場もスムーズに停められ、人気アトラクションを待たずに楽しめます。また逆に夕方以降に訪れるという手もあります。
16時過ぎになると子連れ客が帰路につき始めるため、夜のイルミ目的で遅めに入園すると空いていることもあります。
イベント開催日:
大型連休でなくとも、園内イベント次第で混雑する日もあります。たとえば人気キャラクターショー(アンパンマンショー等)がある日は幼児連れが増えたり、コラボイベント初日にはファンが押し寄せたりします。
園の公式サイトやSNSでイベントスケジュールをチェックして、混雑が予想される日は避けるか早め行動を心がけましょう。
待ち時間情報の取得:
ひらかたパークでは公式にリアルタイム待ち時間を公表していませんが、Twitter検索やGoogleマップで混雑状況を把握する方法があります。
Twitterで「ひらかたパーク 混雑」などと検索すると、他の来園者のツイートで「◯◯に○分待ち」といった情報が見つかることもあります。
またGoogleマップの人気時間帯機能で、その日の混雑予想(利用者数の傾向)を見るのも参考になります。
園内にいる人が発信している情報をこまめにチェックすれば、効率的に回る助けになるでしょう。
駐車場・交通の混雑:
車で来園する場合、繁忙期は駐車場待ち渋滞が発生することがあります。
特にお盆やGWは周辺道路(国道1号)まで列が伸び、入庫まで30分以上かかることも。ひらかたパークの駐車場は約1,300台収容ですが満車になった場合、臨時駐車場や周辺のコインパーキングに案内されます。台数に限りがあるため、やはり車でも朝一到着が望ましいです。あるいは公共交通機関の利用が安心でしょう。
京阪電車なら枚方公園駅から徒歩すぐなので渋滞の心配もなく、駅もさほど混雑しません。帰りの京阪電車も、大阪方面・京都方面ともにそこまでぎゅうぎゅうにはならない印象です。
総じて、ひらかたパークは「適度に空いていて遊びやすい」遊園地との評価が多く見られます。実際の口コミでも「GW真っ只中でも子供向け乗り物の待ち時間は長くて15分程度だった」「USJほど疲れずに一日で全部回れた」といった声がありました
。
もちろん日によりますが、過度に心配せず計画を立ててOKでしょう。混雑を避けつつ存分に楽しむために、以上のポイントを参考にしてみてください。
レビュー&口コミ
ひらかたパークを訪れた人々の口コミやレビューから、その評判をご紹介します。
総合的な評価として、ひらかたパークは地元関西で非常に愛されている遊園地であり、観光客から見ても満足度の高い穴場スポットとなっています。
総合評価:
大手旅行サイト「じゃらんnet」の口コミ評価では、ひらかたパークは5点満点中4.2点(口コミ件数1440件以上)という高スコアを獲得しています。
訪れた人の多くが高い評価をつけており、「昔ながらの雰囲気が良い」「コスパが良い」といった感想が目立ちます。
特に多いのがファミリー層からの好評で、「小さい子供も小学生も一緒に楽しめる施設」「ゆったり過ごせて親も疲れにくい」といった声が上がっています。
一方で若者からは「絶叫マシンもしっかりあって楽しめた」「デートで行ったが期待以上だった」というレビューもあり、老若男女問わず満足度が高い様子です。
ポジティブな口コミ例:
「近隣の方々に人気の昔ながらの遊園地。最新鋭ではないけれど、それが逆に落ち着くし居心地が良い。」
「コスパいいと思います!入園料も他に比べたら安く、乗り物もフリーパスでたくさん乗れました。」
「2歳児を連れて行きました。乗れるものが多く、幼児向けの穴場だと感じました。子供がニコニコでこちらも嬉しかったです。」
「ジェットコースターも観覧車も花も全部楽しめて大満足の一日でした。待ち時間が少ないのが本当に助かります。」
「夜のイルミネーションがこんなにすごいとは!家族向けのイメージが変わるほどロマンチックで、また来年も行きたいです
。」
ネガティブ・中立な口コミ例:
「施設が少し古びている感じはあります。ただ清掃は行き届いていて不快感はありません。」
「アトラクションの絶叫度は控えめかも。富士急などと比べると怖さはマイルドなので、刺激を求める人には物足りないかもしれません。」
「夏休みのプールはすごく混雑していました。もう少し入場者数を制限してくれるとありがたいですが…人気なので仕方ないですね。」
「駐車場から出口への導線が少し分かりにくかった。表示がもう少しあると良いです。」
とはいえ、全体として否定的な意見は少なく、多くの方が「想像以上に楽しめた」「また来たい」と感じているようです。
特に地元民に長く愛されていることは、「小さい頃に来て、大人になってまた来たけどやっぱり楽しい」といったリピーターの声にも表れています。
老舗ならではの安心感と、常に工夫を凝らした新しい楽しさの両方が評価されているのでしょう。 また、「ひらパー兄さん」の広告効果もあって、「岡田准一さん目当てで行ったけど普通に遊園地が楽しかった!」というユニークな口コミも見られました。
テレビCMやポスターで面白い印象を持って訪れ、その期待を裏切らない満足感を得ている人が多いようです。
以上のように、ひらかたパークのレビューは概ね高評価でまとめられます。関西の遊園地として派手さこそないものの、アットホームで充実した時間を過ごせる場所として、多くの人におすすめできるスポットだと言えるでしょう。
アクセス&駐車場情報
電車でのアクセス:
ひらかたパークへは電車でのアクセスが非常に便利です。最寄り駅は京阪本線の「枚方公園(ひらかたこうえん)駅」で、大阪市内や京都方面から乗り換えなしで行くことができます。
大阪中心部の淀屋橋駅から京阪特急で約30分(枚方市駅で普通電車に乗り換えて1駅)、京橋駅からは約20分、京都の出町柳駅からは約45分ほどで到着します。
枚方公園駅からひらかたパークまでは徒歩3分~5分程度と近く、駅を出て南方向に線路沿いを歩けば園の正門が見えてきます
。
道順も簡単で、駅前から案内表示が出ているので迷う心配はありません。ベビーカーや車椅子をご利用の場合も徒歩圏内で段差も少なくスムーズに行けます。駅にはエレベーターも完備されています。
※京阪電車を利用する際、土日祝や長期休暇期間には臨時で「ひらかたパーク号」といったラッピング電車が運行することもあります。
車内アナウンスで岡田准一さんの声が流れる等の楽しい演出も過去にあり、電車移動からすでに気分を盛り上げてくれます。
車でのアクセス:
車の場合、大阪市内からは国道1号線を京都方面へ北上し、「国道1号 枚方バイパス」沿いに進むルートが一般的です。高速道路を使う場合は、阪神高速12号守口線の終点「守口出入口」から降りて国道1号に合流し、そこから約9km(20分程度)で到着します。
京都方面からは国道1号を南下し、枚方市街地を抜けていくルートです(京阪奈道路「枚方東IC」から府道18号経由で15分ほどという行き方もあります)。ひらかたパークの住所(枚方公園町1-1)をカーナビに設定するとスムーズでしょう。
周辺は住宅街ですが、要所に案内看板が出ています。 駐車場: ひらかたパークには専用駐車場が約1,300台分あります。普通乗用車の駐車料金は1日1,500円です。
駐車場は園の北側エリアに広がっており、入口ゲートまで徒歩5分程度です。駐車場入り口は国道1号線「伊加賀」交差点付近から入る形になります。
土日祝や繁忙期は駐車場待ちの車列ができることがあるので、開園前の早い時間帯に到着するか、余裕を持って向かうと良いでしょう。満車の場合は臨時駐車場や、近隣のコインパーキングに案内されるケースもあります。なお、二輪車(バイク)は専用駐輪スペースに無料で駐車可能、自転車も駅付近の市営駐輪場などを利用できます。
バスの利用:
最寄駅から近いため路線バスでのアクセスは基本的にありませんが、春の行楽シーズンなどに団体向けの観光バスが発着することがあります。
また、京阪バスの路線で「枚方公園口」停留所が園の近くにありますが、本数は多くないため電車利用が無難です。
周辺情報:
枚方公園駅前にはコンビニエンスストアや飲食店が数軒あります。遊園地で遊ぶ前後に軽食をとったり、飲み物を買ったりするには駅周辺が便利です。
特に小さいお子さん連れの場合、駅前のベーカリーでパンを買って持ち込む方も。ひらかたパーク自体も再入場スタンプを押せば途中で外に出ることが可能なので、駅前までランチに出てまた戻ることもできます。
ただ、せっかくなら園内のフードも充実していますので、一日中園内で過ごしても困ることはないでしょう。 アクセス面では公共交通でも車でも行きやすく、遠方からの観光客にも比較的ハードルが低いと言えます。
大阪中心部や京都から日帰りで十分楽しめる立地ですので、関西旅行のプランに組み込んでみるのも良いでしょう。「大阪・京都の中間点」という場所柄、旅行者の間でも穴場スポットになりつつあります。
料金・チケット&年間パスポート
最後に、ひらかたパークの料金体系やお得なチケット情報について詳しくまとめます。
計画的にチケットを購入すれば、関西の遊園地の中でも比較的リーズナブルに楽しめるのがひらかたパークの魅力です。
入園料:
基本的な入園料金は先述の通り、大人(中学生以上)1,800円、子ども(2歳~小学生)1,000円です(2024年現在)。
これだけで園内に入場し、ショー観覧や花見、散策などは楽しめますが、ライド系のアトラクションに乗る場合は別途「のりもの券」が必要になります。
2025年4月からは入園料が大人2,000円・子ども1,200円に改定予定ですが、それでも他の大型テーマパークと比べると手頃な設定です。
2歳未満は入園無料なので、小さな赤ちゃん連れでも気軽に訪れられます。シニア料金の設定はありませんが、大人料金で年齢制限なく利用できます。
のりもの券(単券):
園内の各アトラクションは、乗るごとに「のりもの券」を所定枚数消費する方式です。
アトラクションごとに必要枚数(または料金)が決まっており、だいたい1回300円~700円程度に設定されています。例えば小さなメリーゴーラウンドは300円、絶叫コースター系は500円~700円といった具合です。
のりもの券は園内の券売機で1枚100円で購入できます(11枚綴り1,000円の回数券も販売)。ただし、たくさん乗るなら断然フリーパスの方がお得です。
入園+フリーパス(フリーパス券):
ひらかたパークをめいっぱい楽しみたいなら、入園+のりもの乗り放題の「フリーパス」を購入するのがおすすめです。
フリーパス券の料金は、大人5,100円、小学生4,300円、幼児(2歳~未就学児)3,000円となっています(2024年時点。2025年4月からは大人5,400円・小学生4,600円・幼児3,300円に改定予定)。
フリーパスを持っていれば、休止中のもの以外ほぼ全てのアトラクションが乗り放題です(一部の特別アトラクションやイベントは対象外)。
乗り物単券を都度買う手間も省け、子どもが「また乗りたい!」となっても気兼ねなくリピートできます。3つ以上のアトラクションに乗れば元が取れる計算なので、通常はフリーパスを選ぶ方が多いです。
購入は当日窓口のほか、前売り(アソビューやコンビニ端末)でも可能で、前売りの場合は100円程度安い料金で提供されています。
例えばオンライン前売りなら大人5,300円→5,200円になるなど少しお得です。
割引・優待:
ひらかたパークでは年間を通じて様々な割引キャンペーンを実施しています。京阪電車とのタイアップ乗車券(電車往復+入園料セットで割安)、学校や職場の福利厚生割引、JAF会員割引、コンビニ前売り割引、誕生日月割引などが代表的です。
内容は時期によって変わるので、行く前に公式サイトの「お得なチケット情報」をチェックすると良いでしょう。「ひらパーGo!Go!チケット」という名称でお得なセット券が販売されることもあります。
例えば夕方割引チケット(遅い時間から入園すると安くなる)や、イベントとセットになったチケットなど、目的に合わせて選ぶことで節約できます。もちろん年間パスポート保持者の同伴割引なども用意されていますので、家族に年パス所持者がいる場合は優待を受けられます。
年間パスポート:
地元で頻繁に遊びに行きたい方や、大のひらパーファンの方には年間パスポートがおすすめです。価格は大人20,000円、小学生17,000円、幼児(2歳~未就学児)12,000円。
購入日から1年間、有効期間中は入園+全アトラクション乗り放題となります。単純計算で大人なら年4回程度来園すれば元が取れるため、夏はプール、冬はイルミと季節ごとに楽しみたい人には最適です。
年間パスポートには特典も多数あり、園内ショップでの買い物10%割引や、BBQテラスでドリンク1本サービスなどの特典が付いています。
さらに更新時には1,000円引きの優待も受けられるので、リピーターには嬉しい限りです。購入方法は事前にWEB仮登録をしておき、当日団体受付で写真撮影&発行という流れになります。
その日使った入園券+フリーパスの半券を差額支払いで年パスにアップグレードすることも可能なので、初めて行って気に入った場合は帰り際に年パス購入を検討しても良いでしょう。
イベント料金:
なお、夏のプール「ザ・ブーン」や冬の「ウインターカーニバル」、特別展などはフリーパスに含まれない有料イベントです。
プール入場やスケート利用には先述のとおり別途数百~1,000円程度の料金が必要で、これらは年パスでも無料にはなりません(割引が適用される場合あり)。
また、有名キャラクター展やお化け屋敷など期間限定の有料催し物もありますが、その際も入園料とは別にイベント入場料が設定されます。
例えば2025年春の「すみっコぐらし展」は2歳以上800円といった具合で、混雑時は入場制限する場合もあります。
こうしたイベントに複数参加する場合は、セット券や前売り券がお得になることもあるので要チェックです。
支払い方法:
ひらかたパークの入園券・フリーパスは現金のほか各種クレジットカード、電子マネーでの支払いにも対応しています。オンラインで購入すればスマホ画面の電子チケットをかざしてスムーズに入場できます。
また園内の売店やレストランでもクレジットカードや交通系IC、電子マネーが使えるところが増えており、キャッシュレスでも快適に過ごせます。
まとめ
以上、関西エリアの観光客向けにひらかたパークの魅力を余すところなくご紹介しました。「遊園地」と聞くと子供向けのイメージがあるかもしれませんが、ひらかたパークは歴史と工夫に裏打ちされたオールラウンドなレジャースポットです。
季節ごとのイベントや花景色、充実のアトラクションに美味しいグルメまで、一日中笑顔で過ごせることでしょう。 初めての方もぜひこの記事を参考に、関西屈指の遊園地ひらかたパークを訪れてみてください。
きっと素敵な思い出が作れるはずです。皆さんの旅が楽しいものになりますように!