【紀州石神田辺梅林2025】開園情報や梅酒テラス・観光スポットも紹介

和歌山県田辺市は、日本一の梅の生産地として知られ、特に「紀州石神田辺梅林」は毎年多くの観光客が訪れる名所です。

2025年は2月8日（土）～3月2日（日）の間、期間限定で開園し、満開の梅の花が訪れる人々を迎えます。梅の花が咲き誇る景色を楽しむだけでなく、ここでは絶品の梅酒や地元グルメを味わうことができます。

さらに、期間限定で開催される「あがら丼・あがら飯」スタンプラリーでは、田辺ならではの食文化も堪能できます。

この記事では、田辺梅林の開園情報やイベント、グルメスポットについて詳しくご紹介します。

＜この記事でわかること＞

田辺梅林の2025年の開園情報とアクセス方法
梅酒テラスや期間限定イベントの詳細
「あがら丼・あがら飯」スタンプラリーの内容と応募方法
周辺観光スポットやおすすめの食事処

紀州石神田辺梅林は2025年も3/2まで開園

紀州石神田辺梅林は2025年も3/2まで開園

紀州石神田辺梅林とは？

和歌山県田辺市に位置する世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」認定の地・紀州石神田辺梅林は、日本有数の梅の名所です。「一目30万本」と謳われる梅林が、太平洋に向かって美しく広がる景色は圧巻。梅の花が咲き誇る季節には多くの観光客が訪れ、絶景を堪能できます。

この梅林の歴史は明治時代に遡り、江戸時代からの梅の栽培文化を受け継ぎながら、今では紀州梅王国を象徴するスポットとして親しまれています。

さらに、NHKの旅番組「鶴瓶の家族に乾杯」でも取り上げられ、タレントの朝日奈央さんとともに訪れたことで話題になりました。番組内では、梅農家の方々の熱い想いや梅林の魅力が紹介され、多くの視聴者の関心を集めました。

梅酒テラスで2025年も贅沢な時間を

田辺市には「梅酒で乾杯条例」というユニークな条例があり、梅酒の普及を推進しています。その一環として誕生したのが、梅酒テラスです。

このテラスでは、梅林を眺めながら、産地ならではの濃厚な梅酒を楽しめます。特に人気なのは、「梅公園」の梅酒テラス。開園期間中の土日祝に開催され、こたつに入りながら梅酒を味わうという贅沢な体験ができます。

また、田辺扇ヶ浜海水浴場の開設期間中は田辺扇ヶ浜海水浴場内の「SHIOGORI BEACH GARDEN」でも梅酒を楽しめるので、梅の風味を存分に堪能したい方におすすめです。

＜梅酒テラス2025年開催情報＞

日程：2/11（祝）～3/2（日）
時間：10：00～15：00
予約：不要

※雨天中止

紀州石神田辺梅林の開園情報

梅の花が見ごろを迎える時期に期間限定で開園する紀州石神田辺梅林。2025年の開園スケジュールは以下の通りです。

開園期間：2025年2月8日（土）～3月2日（日）
開園時間：午前9時～午後5時頃
入園料：無料
公式サイト：https://www.tanabe-kanko.jp/

紀州石神田辺梅林開園期間中のイベント

日付	時間	イベント	内容
期間中	9:00～17:00	恒例！春を先どり「石神市」	地元の山菜や手作りの産品を販売。
		石神母さんの特製弁当販売	田舎食材を使った特製弁当（要予約）。TEL:0739-26-9931
		クイズ！梅干し何個？何グラム？	梅の重さ・数当てクイズ。正解者には後日景品。
		観梅スタンプラリー	「パイロットファーム」「梅公園」「売店」を回ってスタンプ収集。
		インスタグラム投稿キャンペーン	#田辺梅林2025をつけて投稿、受賞者に商品プレゼント。
2月11日（火・祝）	10:00～15:00	紀州天満宮「梅花祭」	紀州天満宮の例祭
		梅ジュース作り体験	手軽に作れる健康ドリンク（500円）。
		石神の焼きいも販売	ホクホクの焼きいもを梅林で（1つ300円）。
2月16日（日）	10:00～15:00	大塔太鼓翔流	迫力ある太鼓演奏（13:20～約20分）。
2月22日（土）	10:00～15:00	豊穣祈願餅まき大会	JA紀南提供による大餅まき大会。
2月23日（日）	10:00～15:00	祝梅祭	野点（お抹茶とお茶菓子を提供）。
2月24日（月・振替休日）	10:00～15:00	キッチンカー「Pizzeria Coco」	本格ピザを販売。
3月2日（日）	10:00～15:00	神島屋特別出店	神島高校生徒が運営する梅やきとりを販売。
		石神大感謝餅まき大会	感謝を込めた餅まき大会。当たりの餅には豪華景品！

イベント期間中には、特産品販売や梅ジュース作り体験、焼きいも販売など、様々な催しが開催されます。地元の文化を体験しながら、梅の美しさを満喫しましょう！

※石神母さん特製弁当の予約について
料金：900円（税込）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　TEL：0739-26-9931(紀州田辺観梅協会)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※開園期間中のみ販売
※前々日の午後１時までに要予約

梅の開花状況をチェック！

梅の開花状況は天候によって変動します。紀州石神田辺梅林では「紀州田辺観梅協会」がリアルタイムの開花情報を発信しているので、訪問前に確認しておくとベストなタイミングで梅の花を楽しめます。

開花情報

2025年 2025年２月３日紀州石神田辺梅林ビニールハウス周辺は、つぼみが膨らみ始めています。 2024…

観梅・開花状況問い合わせ先：
紀州田辺観梅協会事務局（田辺市観光振興課内）
TEL：0739-26-9931（直通）
TEL：0739-26-9929(観光振興課)

紀州石神田辺梅林へのアクセス

電車でのアクセス
– JR紀勢本線（きのくに線）で京都・大阪方面からJR紀伊田辺駅へ。
– JR紀伊田辺駅からレンタカーまたはタクシー（約35分）で紀州田辺梅林へ。
– ※バスの運行はありません。

飛行機でのアクセス
– 東京（羽田）から南紀白浜空港（約70分）へ。
– 南紀白浜空港からレンタカーまたはタクシー（約50分）で紀州田辺梅林へ。

田辺梅林の駐車場情報

– 梅林屋上駐車場：約20台（無料）
– 臨時駐車場：約50台（無料）

梅の開花シーズンは多くの観光客が訪れるため、早めの来園や公共交通機関の利用も検討すると良いでしょう。

周辺観光

「梅酒おたのしみ処うめ子」

梅林を訪れた後に立ち寄りたいのが、「梅酒おたのしみ処うめ子」。梅の本場・紀州田辺に新しい梅酒体験スポットが誕生。ここでは、

– 100種類以上の梅酒の飲み比べ
– 自分だけのオリジナル梅酒作り体験

といった特別な梅酒体験ができます。全国各地の梅酒が揃うので、お気に入りの一杯を見つけるのも楽しいポイントです。

【メニュー・一例】

味くらべセット　880円
色くらべセット　880円
香りくらべセット　1,320円
ノンアル梅サングリア　550円
梅ジンジャーエール　450円
HOT梅ジンジャー　300円
梅酒づくり体験　1,980円

学問と農業の神様「紀州天満宮」

田辺梅林の近くには、学問の神様・菅原道真公を祀る「紀州天満宮」があります。京都の北野天満宮から分霊を受け、農業の神様としても信仰を集めています。

梅の名所としても知られ、田辺梅林と合わせて訪れれば、梅づくしの旅を楽しめます。

大蛇峰散策

大蛇峰は、梅林の背後にそびえる山で、紀州備長炭の原料となる「ウバメガシ」の美しい林に囲まれています。ここには、約80分で一周できる遊歩道があり、ハイキングにも最適です。

※ただし、大蛇峰展望台は危険なため立入禁止となっています。遊歩道には険しい個所もあるため、トレッキングスタイルでの訪問がおすすめです。

ご当地グルメ「あがら丼・あがら飯」

JR紀伊田辺駅前にある飲食店街「味光路」では、夕刻から割烹や居酒屋で旬の食材を楽しめますが、観光客の「お昼も田辺らしい食事をしたい！」という声に応えて生まれたのが「紀州田辺のあがら丼」です。

「あがら」とは田辺の方言で「私たち」という意味を持ち、あがら丼は「当地の旬の食材を使った私たちの自慢の丼」という思いで名付けられました。2007年から始まり、現在も毎年新たなメニューが登場し、多くの観光客に親しまれています。

『あがら丼・あがら飯2024』スタンプラリー企画

2024年4月から2025年3月末まで、市内10店舗にて期間限定のオリジナル丼が提供されます。スタンプを集めると素敵な賞品が当たる企画も実施中！

＜スタンプラリー概要＞

スタンプ１個で応募可能（新人賞）：田辺よりすぐり特産品セット（小）（3,000円相当）
スタンプ３個で応募可能（愛好家賞）：田辺食べ比べセット or 田辺呑み比べセット（5,000円相当）
スタンプ５個で応募可能（名人賞）：田辺よりすぐり特産品セット（大）（5,000円相当×３ヵ月＝15,000円相当）

＜応募期間＞

前期：2024年4月1日～2024年9月30日
後期：2024年10月1日～2025年3月31日
※郵送応募は当日消印有効

＜応募先＞

田辺市街なかポケットパーク
〒646-0031 田辺市湊27-37（田辺観光協会）

＜パンフレット設置場所＞

参加店舗
田辺市役所
田辺市観光センター
田辺市街なかポケットパークなど

この機会を逃すと食べられない限定メニューも多いので、ぜひ田辺の美味しい昼食を堪能しながらスタンプを集め、賞品をゲットしてください！