日本さくら名所100選にも選ばれている万博記念公園では、2025年3月20日(木・祝)から4月6日(日)まで「SAKURA EXPO 2025」が開催されます。
園内には12品種約5,500本の桜が咲き誇り、全長約200mに約100本の東大路の桜並木を中心に、美しい桜を楽しむことができます。
また、お祭り広場では入場無料の「SAKURAフードコート」が設置され、選りすぐりの飲食店がお花見に華を添えます。
万博記念公園「SAKURA EXPO 2025」で春を満喫!ライトアップも
万博記念公園について
万博記念公園は、1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)の跡地に整備された公園で、大阪府吹田市に位置しています。
広大な敷地内には、シンボルである「太陽の塔」をはじめ、日本庭園や自然文化園、スポーツ施設、ミュージアムなどがあり、四季折々の風景を楽しめる憩いの場となっています。また、桜の名所としても有名で、春には多くの花見客が訪れます。
基本情報
住所:大阪府吹田市千里万博公園1-1
電話番号:06-6877-7387
公式サイト:http://expo70-park.jp
見どころ
-太陽の塔:芸術家・岡本太郎氏がデザインした高さ約70メートルのシンボルタワーで、博覧会の象徴として建設されました。内部には生命の進化をテーマにした展示があり、2018年から内部公開が再開されています。
-日本庭園:約26ヘクタールの広さを持つ池泉回遊式庭園で、上代から現代までの日本庭園の変遷を楽しむことができます。四季折々の風景が魅力です。
-自然文化園:博覧会終了後に整備されたエリアで、多様な樹木や草花が植栽されています。太陽の塔を中心に広がる自然豊かな空間で、散策やピクニックに最適です。
-スポーツ施設:園内には陸上競技場やテニスコート、フットサル場などのスポーツ施設が整備されており、一般利用も可能です。
-ミュージアム:国立民族学博物館や大阪日本民芸館、EXPO’70パビリオンなどの文化施設があり、多彩な展示を通じて学びと発見の機会を提供しています。
万博記念公園の桜について
万博記念公園は、「さくら名所100選の地(公益財団法人 日本さくらの会)」にも選ばれるほどの桜の名所です。園内には12品種約5,500本の桜が植えられ、春になると色とりどりの花が公園全体を彩ります。
開花は早咲きの品種から始まり、3月中旬ごろにはカンヒザクラや河津桜が咲き始めます。その後、ソメイヨシノやジンダイアケボノが満開となり、最後に遅咲きのサトザクラが園内を華やかに彩ります。
このように長期間にわたって桜を楽しめるのが、万博記念公園の魅力のひとつです。
特に、東大路の桜並木は約200mにわたって約100本の桜が並び、桜のトンネルが幻想的な景色を生み出します。夜間にはライトアップも予定されており、昼間とは異なる幻想的な雰囲気の桜を楽しむことができます。
万博記念公園の桜の開花状況は、以下の方法で確認できます。
万博記念公園公式サイト:公式サイト内の「見ごろの花」セクションで、桜の開花情報が随時更新されています。
http://expo70-park.jp
日本気象協会 tenki.jp:「桜開花・満開情報」ページで、万博記念公園の桜の開花予想日や満開予想日、現在の開花状況が確認できます。
ウェザーニュース:「桜Ch.」にて、全国の桜の開花情報が提供されており、万博記念公園の情報も掲載されています。
開催概要とイベント情報
開催期間・時間
-期間:2025年3月20日(木・祝)〜4月6日(日)
※3月26日(水)は休園日、4月は無休
-時間:9:30〜17:00(入園は16:30まで)
※「東大路の桜並木ライトアップ」の詳細は別途発表
場所・料金
-場所:自然文化園の東大路を中心とした公園内各所
※ライトアップエリアは別途設定
-料金:無料(一部有料イベントあり)
※自然文化園・日本庭園共通入園料(大人260円、小中学生80円)が必要
見どころ
-東大路の桜並木:約200mに渡る約100本の桜がトンネルを形成し、幻想的な景観を楽しめます。
-SAKURAフードコート:お祭り広場にて、約20〜40店の飲食店が出店し、お花見にぴったりのグルメを提供。
-ライトアップ:詳細は後日発表予定ですが、夜桜の美しさを際立たせる特別な演出が期待されます。
2024年のSAKURAフードコートはこうだった
期間:2024年3月20日(水)~4月7日(日)
出店店舗:約80店舗(キッチンカーや露店など)
メニュー:創作中華、クレープ、ミニおにぎり、豚汁、くだものの果汁など
入場料:500円(ワンドリンクサービス付き)
小学生以下:無料
SAKURAフードコートのメニュー例
- 創作中華店「SAVATOMY」のルーロー飯
- 新感覚クレープ店「BUTTER CREPE LAB.」のバターシュガークレープ
- 福島の人気店「福島 こうふく屋」のSAKURA EXPO限定メニュー「オムカレー焼きそば 煮豚のせ」
- かわいいサイズのミニおにぎり(好きな具材が2つ選べる)
- くだものの果汁(果物)を楽しめる「カジュッタ」
- 豚汁(肌寒いときにオススメ)
万博記念公園の駐車場・アクセス情報
住所:大阪府吹田市千里万博公園1-1
電話番号:06-6877-7387(万博記念公園総合案内所)
駐車場情報
万博記念公園には複数の駐車場がありますが、イベント期間中は混雑が予想されるため、できるだけ公共交通機関の利用をおすすめします。
- 中央駐車場(約971台収容)
- 日本庭園前駐車場(約325台収容)
- 東駐車場(約601台収容)
- 南駐車場(約301台収容)
料金:最初の2時間まで410円、以降1時間ごとに210円(1日最大1,130円)
アクセス情報
電車でのアクセス
大阪モノレール「万博記念公園駅」または「公園東口駅」から徒歩すぐ
バスでのアクセス
阪急バス・近鉄バス「万博記念公園駅」下車
車でのアクセス
名神高速道路「吹田IC」または近畿自動車道「吹田JCT」から約5分
大阪府の日本さくら名所100選
大阪府内には、「日本さくら名所100選」に選ばれた桜の名所がいくつかあります。以下にご紹介します。
大阪城公園(大阪市)
大阪城を中心に広がる広大な公園で、約3,000本の桜が植えられています。特に西の丸庭園は桜の名所として知られ、天守閣と桜のコントラストが美しいと評判です。
造幣局 桜の通り抜け(大阪市)
大阪市北区に位置する造幣局の敷地内で、毎年春に一般公開される「桜の通り抜け」は、約130品種、350本の桜が咲き誇ります。珍しい品種の桜も多く、一度に多彩な桜を楽しめるスポットとして人気があります。
万博記念公園(吹田市)
1970年の大阪万博の跡地に整備された公園で、約5,500本の桜が植えられています。広大な敷地内には「太陽の塔」などの見どころも多く、桜とともに多彩な景観を楽しむことができます。
春の訪れを感じながら、万博記念公園で桜を満喫できる「SAKURA EXPO 2025」。
ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。