堺の秋を彩る一大イベント「堺まつり2025」。第52回となる2025年は、前夜祭から茶会、ストリート企画、ふとん太鼓の担ぎ合い、グルメブースまで、街なか全体で楽しめる内容がぎゅっと詰まっています。
この記事では公式情報をもとに、日程や見どころ、パレード相当のストリート企画、屋台、アクセス・交通規制までを分かりやすく整理しました。昨年は延べ約40万人が訪れた人気イベントなので、事前チェックがおすすめです。
堺まつり2025はいつ?日程・パレード・屋台・駐車場まとめ
開催概要
名称:第52回 堺まつり
開催日:2025年10月18日(土)前夜祭、19日(日)本祭
時間:18日(土) 16:00~21:00 19日(日) 11:00~16:00 ※一部エリアは17:00まで
主会場エリア:堺東駅〜堺駅を結ぶ大小路筋周辺、Minaさかい(市民交流広場)、大道筋、さかい利晶の杜、南宗寺ほか
前夜祭(Minaさかい):10月18日(土)16:00〜21:00、ふとん太鼓担ぎ合いは18:30〜20:30
本祭(主な時間帯):10月19日(日)11:00〜16:00を中心に各ゾーンで実施
大茶会:南宗寺会場 10月18日(土)9:00〜15:40、さかい利晶の杜会場 10月18日(土)・19日(日)10:00〜(席により終了時間が異なる)
料金:観覧・入場無料
公式サイト:https://www.sakai-tcb.or.jp/sakaimatsuri2025/index.html
堺まつりについて
堺まつりは昭和49年にスタートし、毎年10月に行われる堺最大の市民イベント。鉄砲隊の実演やふとん太鼓の担ぎ合い、利休のふるさと茶の湯文化に触れる大茶会、ステージ、グルメ、参加型企画など、歴史と伝統に現代のにぎわいが融合するのが魅力です。
見どころ
前夜祭のにぎわい
Minaさかいのステージや飲食ブースに加え、18:30〜20:30でふとん太鼓担ぎ合いを実施。お笑いステージにはシャンプーハット、藤崎マーケット、吉田たちが登場予定です。
利休のふるさと堺大茶会
三千家によるおもてなしが体験できる南宗寺会場(18日)と、学生茶道部がもてなすさかい利晶の杜会場(18・19日)。事前予約や当日受付の案内、開催時間が公式にまとまっています。
街全体で楽しむストリート企画
19日(日)は「市民パワーストリート」「伝統文化・国際交流ストリート」「ふとん太鼓ストリート」「鉄砲隊ステージ」「ファミリーストリート」「大道筋カフェテラス」「堺山之口なんばん市・グルメ市」「泉州グルメサーカス」など、通りや広場一帯で多彩なプログラムが展開されます。
パレード(今年の位置づけ)
公式サイト上は「大パレード」の表記ではなく、19日(日)に公道を使った複数のストリート企画やオープニングセレモニーを実施する構成です。
市民や団体のパフォーマンスを沿道から観覧できる「市民パワーストリート」(11:00〜16:00)などが“パレード的”に楽しめるポイントになります。詳細は各ゾーンページ・タイムテーブルをご確認ください。
屋台(グルメ情報)
前夜祭(18日):Minaさかいに飲食ブースが出店。たこ焼き、カレー、キンパ、餃子、牛ロース串、フルーツ飴ほか、具体的な出店名とメニュー例が公開されています。
19日(日):Minaさかいゾーンの飲食ブースに加え、「堺山之口なんばん市・グルメ市」「大道筋カフェテラス」「泉州グルメサーカス」など、食の企画が多数。公式MAPにも配置が示されています。
【Minaさかいゾーンの飲食ブース 出店一覧】
①自家焙煎工房カフェ littleisland(自家焙煎コーヒー・サンドイッチ)
②コリアンキッチン 秀彬 -スビン-(豆富チゲ・生マッコリ・韓国ビール)
③地鶏 鶏焼肉 寛 -くつろぎ- (ベビーカステラ・鶏屋のたまごせんべい)
④アンソレイユ ル シエル(牛ロース串炭火焼き・なにわ黒牛ホルモンショートパスタ)
⑤餃子酒場 目茶食茶(餃子メンチカツバーガー・がっつりにんにく餃子)
⑥韓国料理 KAL -カル-(トッポギ・キンパ・チャプチェ)
⑦フルーツあめ uni.(フルーツ飴・チョコバナナ)
⑧プロのたこ焼きダブルレインボーダイナー(たこ焼き・りんご飴)
⑨ネパール・インド料理 DEVI(バターチキンカレー・ナン)
⑩堺・居酒屋 かつら(炭火焼鳥)
⑪中華料理 華苑(本場の味付けラム肉炭焼き)
⑫食品と雑貨のお店 アルル(焼菓子・韓国食材)
⑬ヤマトタケル(犬鳴豚カレー)
⑭酒のABC なかもず店(生ビール・ソフトドリンク)
料金
無料で楽しめるもの(観覧・参加型企画など)
堺まつり全体のパフォーマンス、ストリート企画、ステージイベントなどの観覧は無料→ 公式案内に「観覧無料(茶席は有料)」表記あり
市街地のストリートゾーン(市民パワーストリート、伝統文化ストリート、ふとん太鼓ストリート など)の観覧・通行・参加型企画
屋台・グルメブースでの飲食(飲食代は有料だが、屋台を見て回ること自体は無料)
出店やブース展示を含む多くの企画(観客として見る場合)
一般参加団体として出演する場合、中学生以下は参加費無料(ただし高校生以上は参加費あり)
堺まつりのパンフレット・会場マップ・スタンプラリーなどの配布物(観覧者向け資料)
有料/料金がかかるもの
以下は、特定のプログラム・席で料金が必要なもの:
利休のふるさと堺大茶会(南宗寺会場):茶券が必要。前売/生菓子付き2席券:1,800円。当日券(生菓子付き1席券):1,000円
利休のふるさと堺大茶会(さかい利晶の杜会場):広間席・野点席・立礼席など複数席種。事前予約制。料金の具体額も出ており、一例として事前申込・当日券800円との情報も確認あり
駐車場&アクセス情報
基本方針
当日は広範囲で交通規制が行われ、会場周辺への車での来場は控えるよう公式に呼びかけがあります。南海バスの迂回・運休も発生予定です。
交通規制の時間帯(主なエリア)
10月18日(土)18:30ごろ〜21:00ごろ、10月19日(日)10:45ごろ〜17:30ごろに車両通行禁止となる区間が示されています。詳細な範囲は公式の「交通規制のお知らせ」図で確認を。
電車でのアクセス
規制のため公共交通機関の利用推奨。主要最寄りとして南海本線「堺」駅、阪堺電車「宿院」「大小路」各停留場、南海高野線「堺東」駅方面からアクセスしやすい配置です(公式MAP参照)
駐車場の有無
公式案内では会場周辺への自動車来場を控える旨が明記され、臨時駐車場の案内はありません。やむを得ず車の場合も、公式の交通規制図を確認のうえ、会場外のコインパーキング等を利用し公共交通に乗り換えるのが現実的です。
まとめ
2025年の堺まつりは、10月18日(土)の前夜祭と、19日(日)の本祭各種ストリート企画が主軸。パレード名義は見当たらないものの、通り全体を舞台にしたパフォーマンス群やオープニングセレモニーが沿道観覧の醍醐味を演出します。
前夜祭のふとん太鼓担ぎ合い、三千家や学生茶道部による大茶会、多彩なグルメ企画など、1日では回りきれないコンテンツが満載。当日は広域の交通規制が敷かれるため、電車・路面電車での来場と、公式サイトの最新情報・タイムテーブルの確認を忘れずに。