大阪・夢洲で開催中の2025年大阪・関西万博に、回転寿司チェーンの「くら寿司」が史上最大規模の店舗をオープンしました。
万博ならではの限定メニューや、お店の場所・利用方法など、観光客向けに最新情報をまとめてご紹介します。寿司好きの方もそうでない方も必見ですよ!
2025大阪・関西万博のくら寿司最新ガイド:限定メニューから利用方法まで
万博限定メニュー一覧:寿司からデザートまで世界の味が勢揃い
くら寿司大阪・関西万博店では、万博企画「ハンズ・ハンズ®プロジェクト」による約70か国・地域の代表料理を再現した特別メニューが提供されています。
世界中の味を楽しんでもらうため、あえて寿司ではなくサイドメニューとして提供しているのが特徴です。各国の大使館関係者が試食して改良に協力した本格派もあり、まさに食で世界一周できるラインナップです。
世界のグルメが乗ったサイドメニュー:例えば、タイの辛旨グリルチキン「ガイヤーン」、ボリビアのピリ辛トマト煮込み「ピカンテ・デ・ポジョ」、トーゴのピーナッツソースチキン「アジデジ」など、各国の料理をアレンジした一品料理がずらり。
ブラジルのチーズパン「ポンデケージョ」は大使のお墨付きでもちもち食感を再現し、アイルランドのじゃがいもパンケーキ「ボクスティ」はふわもち食感でまるで北海道のいも餅のような優しい味わいです。チリのウニ料理「エリソス」のような高級感ある前菜風メニューもあり、バラエティ豊富です。
エスニックなデザート:甘いものも充実しています。パラオ共和国のデザート「アホ」は真っ白な見た目のココナッツミルクのスープで、中に白玉が入った南国風のお汁粉のような一杯。
名前のインパクトもあってSNSで話題ですが、その爽やかな甘さに驚く人が続出しています。リトアニアの冷製スープ「シャルティ・バルシチャイ」はショッキングピンクのビーツスープで、発酵乳の代わりにくら寿司特製のすし酢を使い、まろやかな甘酸っぱさに仕上げた一品です。
見た目はビビッドですがクセになる味わいで、「映えるのに美味しい!」と評判です。さらに中国の月餅やエチオピアのコーヒータルト、フランスのカヌレなど世界各地のスイーツも揃っています。
定番寿司メニューも健在:世界料理ばかりじゃ物足りない…という方もご安心を。まぐろやサーモン、えびといったくら寿司おなじみの握り寿司や軍艦巻きももちろん提供されています。価格は1皿150円~と通常店とほぼ同じ設定で、万博限定メニューと一緒に好きな定番ネタを味わうこともできます。
※さらに万博店では、日本各地の姉妹都市・提携地域の名産品を使った特別メニューも回転レーンで提供されています。例として愛媛県宇和島市の魚料理や宮城県仙台市の名物などが、万博仕様の抗菌カバーで流れてきます。
寿司皿のフタ部分が万博ロゴの赤青の握手デザインになっており、日本の地域と地域が“握手”しながら流れる演出もユニークですよ。
気になるメニューの価格は?
万博会場の食事は「高い!」という声もありますが、くら寿司は良心的な価格設定で提供しています。通常の握り寿司は1皿150円(税込165円)からとお手頃で、例えばまぐろやはまちといった定番ネタも気軽に注文可能です。では気になる万博限定メニューの値段はいくらでしょうか?
万博限定の世界料理メニューは一律で約320円(税込)前後となっており、高額なものはありません。店内の回転レーン上に流れている場合は300円とややお得に提供される仕組みで、注文せずとも目の前を世界の料理が次々と流れてきます。
「万博だから値段も高いのでは?」という心配は無用で、ほとんどのメニューが数百円程度とリーズナブルです。実際、くら寿司万博店は「値段が高くないのにボリューム満点」と現地でも評判になっています。
例えば、ハンガリーの「鴨ロースト トリュフソース」は1皿320円程度で、本格的なトリュフの香りと鴨肉の旨味を堪能できる逸品。シンガポールのチリクラブ風メニューやタイのガイヤーンも同価格帯で、世界の味がワンコイン程度で楽しめるのは万博内でも破格です。
デザート類(パンケーキや月餅など)も同じく300円台が中心なので、小腹が空いたときのスイーツ休憩にもぴったりですね。
注目のおすすめ&SNS映えメニュー
数ある万博限定メニューの中でも、特に注目を集めているおすすめ商品やSNS映えすると人気のメニューをご紹介します。
不動の人気No.1「鴨ロースト トリュフソース」:ハンガリーの鴨肉料理をアレンジした一皿で、香ばしくローストした鴨肉にマスカルポーネチーズ、サクサクのクラッカーを合わせ、仕上げに芳醇なトリュフソースをかけています。
ひと口食べればトリュフの香りと濃厚な鴨の旨みが広がり、「これはうまい!」と誰もがうなる贅沢な味。実際に万博店で売上No.1を誇る人気メニューで、「高級レストランの前菜みたい」とSNSでも絶賛されています。
名前のインパクト抜群「アホ」:パラオ共和国の伝統的なココナッツデザートで、その独特な名前から「一体どんな味?」と話題沸騰。運ばれてきた「アホ」は真っ白でぷるぷる、とてもスイーツとは思えない不思議な見た目です。
しかし一口すすれば、ココナッツミルクのやさしい甘みが口いっぱいに広がり、中にはモチモチの白玉団子が!南国風のおしるこを思わせる新感覚スイーツで、暑い日のクールデザートにもぴったり。「見た目とのギャップが面白い!」と写真付きで投稿する人も多い注目メニューです。
鮮やかピンクでSNS映え「シャルティ・バルシチャイ」:リトアニアの冷たいビーツスープで、ショッキングピンクのビジュアルがひときわ目を引きます。くら寿司流に酢飯用の「すし酢」で味を調え、ビーツの甘みとほどよい酸味を両立させた飲みやすい一品に仕上げています。
見た目は派手ですが味わいはまろやかで、「見た目も味も◎」と評判です。テーブルに運ばれてきた瞬間思わず写真を撮りたくなる可愛さで、SNS映え度は万博グルメ随一でしょう。
世界のパンケーキ食べ比べ?:甘党におすすめなのが「マダガスカルバニラパンケーキ」です。マダガスカル産バニラを使ったカスタードクリームがたっぷりかかったパンケーキで、優しいバニラの香りと上品な甘さが楽しめます。
見た目もふんわり可愛らしく、おやつにもデザートにも◎。同じくデザート系ではフランスのカヌレや中国の月餅もあるので、食後に世界のお菓子を満喫してみてください。
このほか、アンゴラの「チキン・ムアンバ」(鶏肉のピリ辛シチュー)やコロンビアの「パパ・クリオージャ(オガオソース)」(じゃがいもの旨辛ソース和え)などユニークな料理も人気だそうです。どれを食べるか迷ってしまいますが、「せっかく万博に来たのだから!」と普段食べられない世界の味にぜひチャレンジしてみてくださいね。
出店エリア・パビリオン情報(どこにある?)
気になるくら寿司万博店の場所ですが、会場内の「フューチャーライフゾーン」と呼ばれるエリアにあります。西ゲート(会場西口)から入って徒歩約5分とすぐ近くで、入口から右手に折り返すように進むと見えてきます。
逆に東ゲート側からはかなり距離があり(徒歩30分程度)、広い会場内でスムーズに辿り着くには西ゲートから向かうのがおすすめです。
お店の外観は一見してくら寿司と分かる白い蔵造り風のデザインで、壁材にはなんと約33万6千枚もの貝殻が再利用されています。高さ6mの巨大な寿司の絵柄や、くら寿司名物「鮮度くん(寿司カバー)」を模した装飾も施されており、万博限定のフォトスポットにもなっています。
店内は木目調のテーブルや畳風シートを配した和モダン空間で、天井には全長135mの回転レーンと無数の寿司皿を描いた大胆なアートが!座席数も338席(6人用BOX席が多数&カウンター14席)と過去最大級で、団体でもゆったり利用できます。
※くら寿司は大阪・関西万博のオフィシャルシルバーパートナー企業でもあり、万博会場ならではのサステナブルな取り組みやデザインに力を入れています。例えば屋外テラス席のような屋根付き休憩スペースが店舗裏に用意されており、海を眺めながらお寿司を楽しめる憩いの場にもなっています。
万博の喧騒を少し離れて一息つけるスポットとしても覚えておくと良いでしょう。
くら寿司万博店の利用方法(予約・支払い等)
万博のくら寿司を上手に利用するコツをまとめます。人気店だけに混雑必至ですが、事前準備や現地での工夫でスムーズに楽しめますよ。
予約は必須?:くら寿司万博店では事前予約システム(WEB/アプリ)があります。初日には「最大8時間待ち」という長蛇の列がニュースになるほどでしたが、事前に予約しておけば待ち時間ゼロで入店可能です。
予約枠は日にち・時間指定で先着順となるため、予定が決まっている場合は早めの予約がおすすめです。公式サイトの予約ページやEPARKアプリから簡単に予約できます。当日飛び込みも可能ですが、朝一番で受付終了になる日もあるので要注意です。
支払いは現金NG!:万博店は完全キャッシュレス決済となっており、現金での支払いはできません。クレジットカードや交通系IC、QRコード決済などに対応しています。
入店前に手持ちのキャッシュレス手段を確認しておきましょう(会場内にATMはありますが、せっかくならスマートに決済したいですね)。会計後にはレシートが発行されますが、必要なければスタッフに伝えれば省略も可能です。
テイクアウト活用も◎:店内が満席で入れない場合や、時間がないときはお持ち帰り(テイクアウト)を利用する手もあります。
くら寿司万博店では万博限定のおみくじ付きお持ち帰りセットを販売しており、スマホアプリで事前予約して受け取ることができます。テイクアウト用の容器の内側におみくじが印刷されていて、運試し気分も楽しめる遊び心満点のセットです。
購入後は先述の店舗裏の休憩スペースで海を見ながら食べるも良し、万博会場内の他のエリアで食べ歩きするも良し。混雑を避けて外でピクニック気分でくら寿司を味わうのもアリですよ。
万博店限定のサービス:子ども連れファミリーに嬉しいのが、くら寿司名物のガチャガチャ「ビッくらポン!®」も万博店仕様で楽しめること。5皿食べるごとに挑戦でき、当たると限定デザインの寿司フィギュア(全7種)がもらえます。
まぐろやサーモンなど定番ネタが可愛いマスコットになっており、記念にコンプリートを目指す方も!また店内には最新の注文システムやAIカメラを駆使した衛生管理が導入され、快適かつ安全に食事ができる工夫がされています。席に着いたら各席備え付けのタブレットやQRコードから注文開始です。
混雑する時間帯・狙い目:開幕直後は大混雑だった万博店ですが、現在は一時期より落ち着いています。お昼前後は混み合うので、可能ならピークを避けて早めのブランチ利用や夕方以降の来店が狙い目です。
万博そのものは会期後半になるにつれて来場者が増える傾向があるため、平日や夏休み前のタイミングが比較的入りやすいという声もあります。予約なしで当日並ぶ場合は朝イチで受付を済ませ、時間を潰しつつ順番を待つ方法もあります(万博会場内を見て回っていれば意外とあっという間です)。状況によってスタッフが入店整理を行うので、指示に従って安全に楽しみましょう。
万博会場内で世界の寿司体験ができる「くら寿司 大阪・関西万博店」は、グルメスポットとして外せない存在です。豊富な限定メニューと利用しやすいシステムで、子どもから大人まで大満足間違いなし!ぜひ大阪万博に訪れた際は、未来的かつ国際色豊かなくら寿司でお腹も心も満たしてくださいね。