2026年9月5日(土)、京都市北区の上賀茂神社で「上賀茂紅葉音頭大踊り」が開催されます。
上賀茂紅葉音頭は、太鼓や笛などの楽器を使わず、音頭取りの歌声だけに合わせて踊る古式の盆踊りです。
京都市登録無形民俗文化財として大切に受け継がれており、当日は地域の方だけでなく、一般の見学者も踊りの輪に加わることができます。
会場となるのは、世界文化遺産にも登録されている上賀茂神社。
この記事では、上賀茂紅葉音頭大踊り2026の開催時間や場所、紅葉音頭の特徴や歴史、参加方法、上賀茂神社へのアクセス、駐車場などをまとめます。
上賀茂紅葉音頭大踊り2026が9/5(土)開催
「上賀茂紅葉音頭大踊り」は、京都市北区の上賀茂地区で受け継がれている伝統的な盆踊りです。
2026年は9月5日(土)17:00から、上賀茂神社の参集殿で開催されます。
| イベント名 | 上賀茂紅葉音頭大踊り |
|---|---|
| 開催日 | 2026年9月5日(土) |
| 時間 | 17:00~ |
| 会場 | 上賀茂神社 参集殿 |
| 住所 | 京都府京都市北区上賀茂本山339 |
| 参加 | 一般参加可能 |
| 雨天 | 雨天決行 |
| アクセス | 市バス「上賀茂神社前」下車すぐ |
| 駐車場 | 上賀茂神社参拝者用駐車場あり |
上賀茂紅葉音頭とは?
上賀茂紅葉音頭は、楽器を使わず、音頭取りの歌だけに合わせて輪になって踊る盆踊りです。
一般的な盆踊りでは太鼓や笛などの伴奏が入ることが多いですが、紅葉音頭では楽器を用いません。
音頭取りが歌う節に合わせて、参加者がゆっくりと踊ります。
京都市の文化財資料では、紅葉音頭は江戸時代に流行した「口説き調」の音頭とされ、流行歌や歌舞伎の台詞などの影響を受けているともいわれています。
また、かつては「御所音頭」と呼ばれていたとも伝わっています。
京都市公式観光Naviでは、江戸時代初期に修学院離宮へ後水尾天皇を迎えた際に始まったという伝承も紹介されています。
長い歴史の中で受け継がれてきた、京都ならではの民俗芸能です。
京都市登録無形民俗文化財として受け継がれる
「上賀茂紅葉音頭」は、1983年6月1日に京都市登録無形民俗文化財として登録されています。
文化財の区分は「民俗芸能」。
現在は「上賀茂紅葉音頭保存会」によって保存・継承されています。
一時は踊りが衰退した時期もありましたが、保存会による復興の取り組みによって再び受け継がれるようになりました。
現在では、地域の人たちだけでなく、学生なども伝統文化を盛り上げる活動に参加してきました。
単なる夏祭りではなく、上賀茂地区の地域文化を今に伝える大切な行事です。
「紅葉」という名前でも9月に開催
「紅葉音頭」という名前を見ると、秋の紅葉シーズンに行われる行事のようにも感じますが、上賀茂紅葉音頭大踊りは例年9月に開催されます。
京都市の文化財資料では、かつては重陽の節句に近い土曜日に行われ、近年までは9月8日の夜に開催されていたと紹介されています。
2026年は9月5日(土)の開催です。
9月に入ってから楽しめる京都の盆踊りとしても貴重なイベントです。
音頭には「紅葉の錦」「近江八景」など
京都市の文化財調査資料によると、上賀茂紅葉音頭では、
- 紅葉の錦
- 近江八景
- 里の秋
- 川づくし
などの音頭が伝えられています。
音頭取りの歌声に合わせ、踊り手が輪になって踊ります。
伝統的には、女性は三幅前垂れにたすき掛け、手ぬぐいを姉さんかぶりにし、男性は浴衣姿で踊ったとされています。
昔ながらの盆踊りの姿を感じられるのも見どころです。
一般の見学者も踊りの輪に参加できる
上賀茂紅葉音頭大踊りの魅力の一つが、地域の人だけでなく一般の見学者も参加できることです。
当日は保存会の方や地域の人たちに交じって、一般の方も踊りの輪に加わることができます。
踊りの動作は比較的シンプルとされているため、初めて訪れる方も周囲の動きを見ながら参加できます。
もちろん、踊らずに見学するだけでも大丈夫です。
京都の伝統文化を「見る」だけでなく、実際に踊って体験できる貴重な機会です。
2026年の会場は上賀茂神社「参集殿」
2026年の会場は、上賀茂神社の「参集殿」です。
過去には一の鳥居前に櫓を組んで開催された年もありますが、京都市公式観光Naviでは、2026年の開催場所を「参集殿」と案内しています。
過去の写真や古い記事を見て訪れる場合は、会場を間違えないよう注意しましょう。
会場の上賀茂神社は世界文化遺産
会場となる上賀茂神社の正式名称は「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」です。
平安京遷都以降は皇城鎮護の神として信仰を集め、山城国一之宮として長い歴史を持ちます。
現在の本殿と権殿は1863年に造替されたもので、ともに国宝。
境内には国宝2棟、重要文化財41棟があり、約23万坪に及ぶ境内全体が1994年に「古都京都の文化財」の一つとしてユネスコ世界文化遺産に登録されています。
紅葉音頭大踊りに参加する前に、境内をゆっくり参拝してみるのもおすすめです。
9/9には「重陽神事と烏相撲」も開催
上賀茂神社では、紅葉音頭大踊りの4日後となる9月9日(水)に「重陽神事と烏相撲」も予定されています。
9月9日は五節句の一つ「重陽の節句」。
上賀茂神社では古くから伝わる神事と烏相撲が行われます。
9月上旬の京都では伝統行事が続くため、京都の祭事に興味のある方はこちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
上賀茂神社へのアクセス
公共交通機関を利用する場合は、京都市バスが便利です。
JR京都駅から
- 市バス4系統「上賀茂神社行き」→「上賀茂神社前」下車すぐ
- 市バス9系統「西賀茂車庫行き」→「上賀茂御薗橋」下車、徒歩約5分
地下鉄北山駅から
- 市バス4系統「上賀茂神社行き」→「上賀茂神社前」下車すぐ
地下鉄北大路駅から
- 市バス37系統「西賀茂車庫行き」→「上賀茂御薗橋」下車、徒歩約5分
- 市バス北3系統「京都産大行き」→「御薗口町」下車、徒歩約3分
京阪出町柳駅から
- 市バス4系統「上賀茂神社行き」→「上賀茂神社前」下車すぐ
阪急大宮駅から
- 市バス46系統「上賀茂神社行き」→「上賀茂神社前」下車すぐ
地下鉄北大路駅・北山駅から徒歩の場合は、上賀茂神社公式ではいずれも徒歩約25分と案内されています。
17時からの開催なので、初めて訪れる場合は上賀茂神社前までバスを利用するとわかりやすいです。
車で行く場合は?
上賀茂神社公式サイトでは、通常時の車での所要時間の目安として、
- JR京都駅から:約30分
- 地下鉄烏丸駅付近から:約20分
- 地下鉄北大路駅から:約10分
と案内されています。
ただし、京都市内は週末を中心に道路が混雑することがあります。
2026年の紅葉音頭大踊りは土曜日開催なので、時間に余裕を持って向かいましょう。
上賀茂神社に駐車場はある?
上賀茂神社には参拝者用駐車場があります。
通常時の利用条件はこちらです。
- 入庫時間:6:00~22:00
- 料金:30分200円
- 出庫:24時間可能
料金は境内維持管理協力金として納めます。
ただし、上賀茂神社では行事などで混雑が予想される日を「繁忙日」とし、駐車場の利用時間や料金が通常と異なる場合があります。
2026年9月5日の駐車場について特別な案内が出た場合は、上賀茂神社公式サイトの最新情報をご確認ください。
また、17時からの行事なので、夕方に車が集中する可能性もあります。
できるだけ京都市バスなどの公共交通機関を利用すると安心です。
雨天でも開催予定
京都市公式観光Naviでは、2026年の上賀茂紅葉音頭大踊りについて「雨天決行」と案内されています。
2026年の会場は参集殿です。
ただし、台風などの荒天やその他の事情により内容が変更される可能性があります。
天候が不安定な場合は、当日に最新情報を確認してから向かうことをおすすめします。
服装は?浴衣でなくても参加できる?
一般参加者について、浴衣など特定の服装を義務付ける案内は出ていません。
そのため、通常の服装でも踊りに参加できます。
ただ、せっかくの盆踊りなので、浴衣で参加して京都らしい雰囲気を楽しむのもよさそうです。
踊りに参加する場合は、動きやすい履物を選ぶと安心です。
9月でも暑さ対策を
開催日は9月5日ですが、京都では9月上旬でも厳しい暑さが続くことがあります。
開催時間は17時からですが、日中から観光してそのまま参加する場合は、
- 飲み物を持参する
- こまめに水分補給する
- 無理をせず休憩する
- 歩きやすい靴を選ぶ
など、暑さ対策も忘れないようにしましょう。
まとめ
2026年の「上賀茂紅葉音頭大踊り」は、9月5日(土)17:00から京都市北区の上賀茂神社で開催されます。
楽器を使わず、音頭取りの歌声だけで踊る古式の盆踊りで、京都市登録無形民俗文化財として受け継がれている伝統行事です。
- 開催日:2026年9月5日(土)
- 時間:17:00~
- 会場:上賀茂神社 参集殿
- 住所:京都市北区上賀茂本山339
- 雨天決行
- 一般参加可能
- 市バス「上賀茂神社前」下車すぐ
- 参拝者用駐車場あり
- 通常時の駐車料金:30分200円
保存会や地域の方に交じって一般の人も踊れるため、京都の伝統文化を実際に体験してみたい方にもおすすめです。
9月最初の土曜日、世界文化遺産・上賀茂神社で受け継がれてきた昔ながらの盆踊りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
関連リンク
※掲載内容は2026年8月26日時点の情報です。
※開催内容、会場、交通情報などは変更となる場合があります。お出かけ前に最新情報をご確認ください。

